デカダンス
ナツメ「あたし決めたんです。ギリギリの限界まで足掻いてやるって!」
非常にシンプルな言葉。
ただ、裏事情やこの言葉が与えた影響力を考えると、実は重たい言葉だったりします。
言葉ってすごい。人間ってすごい。
ものすごく複雑な世界観。人間とサイボーグが共存する世界。スチームパンクかと思いきや、実はハイテク世界だったり。
ただ、そんな複雑な世界観だからこそ、このようなシンプルな言葉が多くの人の心に響くのかも。また、人間だけでなくサイボーグたちにも伝わった。
そう考えると「言葉」ってすごい。さらに大きく考えると「人間」ってすごい。人間はとても不安定な生き物だけど、だからこそ感情を揺さぶる力があって、それが言葉として伝わるのかもしれない。
ナツメ&カブラギ
主人公のナツメはとても人間らしい。明るい性格だけど、同時に脆(もろ)くもある。
ナツメの前向きさに救われたカブラギ。ナツメの脆さを見て奮起するカブラギ。いいコンビですね。