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編集者という病い

見城徹「表現者にとっては一番書きたくないものが、編集者には一番書かせたいことであり、それこそが黄金のコンテンツになる」


一応これは、「表現者」と「編集者」のことについての言葉。ただ、一般人にも当てはまるものがありそう。

自分を客観的に見る

ある人にとって自分自身の強みが「A」だと思ってる。ただ、他の人から見たらその人の強みは「B」だったりする。そして、「B」について表現してくれた方がより多くの人の役に立つ可能性がある。

つまり、重要なのは、いかに自分を客観視できるか。さらに、自分の好きなこと=より多くの人に役に立つこと、とは限らないことを自覚することが重要。

早めにそのことに気付かないと、いつまで経っても個性を売る生き方はできない。新しい価値を提案することも必要だけど、需要を汲み取ってそこに必要な価値を提供することができないと、長続きはしないはず。

ホリエモンと編集者

ホリエモンも「自分(ホリエモン)のやりたいことが、人々が求めてるものと必ずしもイコールではない」と言っている。

ホリエモン自身はカルピスの原液。それでは一般人には濃すぎるから、薄めて飲みやすい商品にするのが編集者の仕事だ、とのこと。

まとめ

自分を客観視して、どんな価値を提供できるかを見極める。そうやって初めて、その後にどういう行動を取るかを決めることができる。

客観視。それこそが、個人で稼いで生きていく時代には必須のスキルかもしれません。



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