ミレニアル起業家の 新モノづくり論
仲暁子「人生は利他的であるための訓練」
人間の利己的/利他的の議論はもう疲れた。
この本でも、利他的でいることに徹していれば、最終的に自分の人生を豊かにすることができると紹介されてる。
でもそれって、要は人間は本来は利己的なもの。ただ、我慢して他人に尽くすべきだということ。
それと対立して見える言葉がある。それが家入一真さんがインタビューで言っていたこと。
「極限まで振り切った利己は、結果的に社会のため(利他)になる。」
そもそも2種類の人間がいるのかもしれない。
・利他的=他者貢献型の人間
・利己的=自己実現型の人間
自己実現型タイプは共感しやすい。自分がどうなりたいか。目的が明確でそれに突き進むだけだから分かりやすい。
ただ、他社貢献型のタイプは分からない。「人間は社会貢献をすることに喜びを感じる!」みたいな言葉をよく目にするけど、その感覚はあまりピンと来ない。
まあ、利己的にしろ利他的にしろ、共通しているのは、誰かしらにとって利益があるということ。利己的であっても、自分を満たしている限り自分と同じような人にも利益を与えられる。
ただし、商売で上手くいきたいのであれば、利他的になるべきなのかも。より多くの人の利益を考える。それこそが成功する近道なのかもしれません。