ない仕事の作り方
みうらじゅん「”マイブーム”を”一人電通”によって広める」
新しい仕事を創造すること。その本質を短く端的に言い表してる。イイ言葉。
マイブーム
まずはマイブームでいいようですね。流行りを先取りして当てに行くだけ無駄。それだったら、自分がその時々で興味を持ったマイブームにハマった方がいい。
また、マイブームを無理に広げる必要はなくて、時が熟すまで寝かせておくことも選択肢の一つ。
一人電通
そして、マイブームを”一人電通”によって広げる。著者の場合は、片っ端から雑誌に寄稿したよう。著者の時代だったらそのやり方が最適だった。
ただ、今の時代はそれではダメ。むしろ、今はもっと色々な選択肢ができてるのでやりやすいかもしれない。
「マイブーム×一人電通」それ以上に必要なもの、、
「マイブーム×一人電通」はもちろんキャッチーで分かりやすい言葉。ただ、実はこの言葉の裏には著者のものすごい覚悟があった。「社会からリストラされる強迫観念」「不安でなかった日は一日もない」など。
風来坊で自由なイメージのあった著者。ただ、単に風変りなだけではなかった。人と違う生き方をするにはそれ相応の覚悟がいる。外面だけでは分からない内側の本音の部分の描写が印象的でした。